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人道吊橋のメンテナンス技術相互協力協定

人道吊橋のメンテナンス技術相互協力協定とは

協定概要

インフラメンテナンス国民会議 近畿本部フォーラム((一社)国土政策研究会 関西支部)

  • 総合的な技術指導(本協定のエグゼクティブ・アドバイザー:関西大学 環境都市工学部 教授 坂野 昌弘 氏)
  • 本州四国連絡高速道路(株)及び十津川村の技術交流の仲介
  • 本州四国連絡高速道路(株)・十津川村との協議の上、技術協力で得られた人道吊橋についての必要なメンテナンス技術等の公表

本州四国連絡高速道路(株)

  • 十津川村が実施する点検の結果や現地調査に基づく技術協力(助言・提案)
  • 自主的な判断に基づく、技術情報の提供
  • 十津川村の要請に基づく現地調査(年1・2回程度)

十津川村

  • 本技術協力に関係する点検等の年間計画の提示
  • 現地調査を伴う場合の実費負担(国交省基準に基づく交通費・人件費・経費等の一部)
  • 定期的な現地の状況等の報告など積極的な技術交流の実施

締結について

目的

人道吊橋については、長期的に耐久性に関する技術評価がされず、適切な補修・補強が為されないまま、老朽化していくケースが多い。これを解消するため、世界最高水準の吊橋に関する技術を持つ本州四国連絡高速道路(株)の所有技術を、人道吊橋の維持管理に活用することを目的とする。
これは、インフラメンテナンス国民会議が目指す、メンテナンス技術の究極のマッチングでもある。実行は、本州四国連絡高速道路(株)のある種の社会貢献的な事業で実施し、得られた技術的な成果は、インフラメンテナンス国民会議の活動を通じて広く公表することとしたい。
ハンズオン支援事業とは

経緯

  • 平成30年8月24日 第6回フォーラム

    十津川村が「人道吊橋の効率的な補修技術・長寿命化技術」のニーズで参加。
    十津川村が希望する健全性判定Ⅳの吊橋を架け替えずに補修する技術等の情報は見当たらず、また、十津川村としても維持管理計画が作成されておらず、吊橋全体の健全度判定に基づいた維持管理の方向性も定まっていなかったことから、ピッチイベント開催には至らなかった。
    しかしその際に、道路橋や鉄道橋と違い、人道吊橋では積極的に新材料等を活用し易いため、さまざまな技術やアイデアを適用できるのではないかと思う(坂野教授総括より)という結論に至る。
    また、十津川村からインフラメンテナンス国民会議 近畿本部フォーラムに対して、第6回フォーラム以降の継続的な支援希望があり、以降、非公式な形で人道吊橋の長寿命化に向けた対話や情報収集を続けることとなった。

  • 令和元年8月6日 第1回現地調査

    十津川村に訪問し、鹿淵橋(かぶちばし)・片川橋(かたこうばし)を調査した。

  • 令和元年8月27日 第7回フォーラム

    十津川村が再び参加。
    インフラメンテナンス国民会議 近畿本部フォーラムの助言等を基に、十津川村として健全度判定に基づく取捨選択等の方針や健全性判定毎(Ⅰ~Ⅲ)に代表橋梁の症状について整理を行い、健全性判定Ⅲまでの吊橋をこまめに維持管理・部分補修を継続的に行い長寿命化につなげるといった方向性が定まったことから、改めてフォーラムのテーマとして取り上げた。

  • 令和元年10月24日 第5回ピッチイベント

    第7回フォーラムの結果を受け、十津川村のニーズ「人道吊橋の維持管理を行うため、メインケーブルを利用した軽量な移動足場と、ワイヤーケーブル(撚線)の錆が残らないケレン技術等」に関する実証実験を行うことを決定した。

  • 令和2年2月21日 実証実験に向けて林橋(はやしばし)への現地下見
  • 令和2年10月30日 第9回実証実験

    これらのフォーラム・ピッチイベント・実証実験を行っていくと同時に、より良い協力体制を作り効果的な維持管理に努めるため、インフラメンテナンス国民会議 近畿本部フォーラム・本州四国連絡高速道路(株)・十津川村で「人道吊橋のメンテナンス技術」について相互協力協定を締結することとなった。

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